お知らせ・代表コラム

【魔法の言葉は呪いの言葉になり得る】

大学時代、ビートルズがとにかく好きでした。
カバーバンドをやったり、ひたすら書籍を読み漁ったり。
結構どっぷり浸かっていたのですが、未だに大好きな歌詞がこちら。

The Beatles 「The End」より


And in the end
The love you take
Is equal to the love you make


詩的なものを一切排除すれば、「最後にあなたが受け取るもの(愛)は、あなたが作り出したもの(愛)と同じ量」という一節。
※日本全国のビートルズラバーの皆さん、適当な意訳をお許しください。。素敵な和訳は別途音楽サイトなどで是非。

日々、「報われないな、割に合わないな」。
そう思ってしまうことはもちろんあります。
そんなとき、この一節は「結局は自分自身がまだまだ足りていないのだ」と自責的な方向に導いてくれます。
私にとってある種、魔法の言葉です。

ただ…。
本当の本当に疲れ切っている時、しんどいときには、この言葉は重すぎることも。
自分が足りないことはわかっている、今はもう頑張れないな…というときには、この言葉に押しつぶされそうになることもあります。
そういった点では、ある意味「呪いの言葉」に変わってしまう時もあります。

思考も、それを言語化した言葉も、使い様ですね。
諸刃の剣だよな…と強く思います。
どんなに素敵な言葉も、人や状況によっては刃物のように刺さってしまうことがあります。

仕事でも育児でも、言葉は大切にしたいなぁと改めて思っています。
それにしても、やっぱりこの一節は自分にとっては魔法の言葉ですね。
TPOを鑑みつつ、これからも大切にしていきたい一節です。

今日の一枚
スペインでの一枚。テーマ的に卒業旅行で訪れたリバプールの写真が最適なのですが、残念のですが普段使っている端末には入っておらず。


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