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どうやって切り替える? アカウンティングとファイナンスのスイッチ

アカウンティングとは?、ファイナンスとは?みたいな話は、ChatGPTがいくらでも説明してくれると思うので、ここでは言及しません。(むしろスクショを貼り付けてしまえ…という乱暴な投稿です笑)

私が考えさせられるのは、アカウンティングを生業としている人間が、ファイナンスと向き合う際に必要な「思い切り」についてです。

アカウンティングが時に1円、1%、いや0.1%の誤差をも緻密に追いかけていくことがあるのに対して、ファイナンスは多くの仮説や前提をある種アバウトに置きながら、必要な結果に向けて最短で走り抜けていきます。

いや、ファイナンスだって時と場合によっては、極限まで突き詰めてモデル形成をすることがあるのは理解しています。
しかし、おおよその場合はアカウンティングとは求められるスピード感が異なります。
時には会議の席上で初見で見た財務情報を、「ざっくり」計算して意見を発さなければならないことだってあります。

どちらが優れているわけでもありません。
ただただ目的と、そのための手段(考え方)が異なるというだけ。

だけど、アカウンティングにどっぷりと浸かっている人間がファイナンスに向き合うときは、必要に応じて”パチっと”脳のスイッチを切り替えないといけないよね、と改めて感じている次第です。
そこに必要なのはある種の「思い切り」だと思うのですよね。

…なかなか難しいですよ(笑)
「いや、その背景にある仮説には重大な不確実性が…」「元としているデータは客観的ではないし…というか未検証のデータじゃないか」「そもそも計算を精緻にしたいからシート作成して」…(ry
こんな脳内のアカウンティングなアラートをかなり無理してスイッチオフしている自分がいます(笑)

自分に求められているのがアカウンティングとファイナンスどちらの思考に基づくアウトプットなのかをしっかり意識しながら、パチっとしていきたいものです。


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