お知らせ・代表コラム

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「当たり前」という思い込みをいかに排除できるか

先日、児童手当の拡充に関連して「扶養控除を見直すかもしれない」という報道がありました。
※この賛否については、炎上しそうなので触れることは避けたいと思います。。

巷では「年38万円も手取りが減るー!!」と盛り上がったとかそうでないとか。
正しくは、
・一般の控除対象扶養親族が1名いるとして、
・所得から控除される38万円が0円になるから、
・所得が38万円増加し、
・これに個々人の所得に応じた税率を掛けた金額の税額が増加する
ですね。(ざっくりですけれど)
LinkedIn界隈の皆様には言うまでもありませんが…。

この勘違いを「何でそんなこともしらないんだ」とマウントを取ってしまうのか、「そうか、収入・必要経費・所得・税額という区別は全員にとっての当たり前ではないのだ」と考えてコミュニケーションに活かすのか。
この差は人生の中で、とても大きいと思います。
後者の方が、絶対により良いコミュニケーションを生み、豊かに暮らすことができると思っています。

自分の方が知識がある…という場面に出会ったときは、潔く「自分は詳しいのか、すごいじゃん!」と思うことにしています。
そして、その上で「それなら皆でこの知識をシェアして、より良くなろう!」と思えるのが一番楽しくて幸せだなと。
最終的には、今度は自分が知らなかったことを相手から教えてもらえていることが多いですしね。

はて…まずは扶養控除という言葉を自分の家族に説明する必要がありそうです(笑)
分かりやすく説明できるかな?と楽しみです。
日々鍛錬が積める環境で素晴らしいです(笑)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230526/k10014078881000.html


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