飾るわけでもなんでもなく、私は間違いなく会計監査という仕事が「好き」です。
だけど、自身の仕事観や当時の気持ちから、監査法人での会計監査という仕事を選ばずに今の場所にいるのも事実です。
おかげでたくさんの人・物に出会い、さまざまな経験をさせていただいています。
お世話になっている皆様には感謝の気持ちでいっぱい。
そんな風に感じるからこそ、今の自分が会計監査をもう一度やったら、もっともっと面白いと感じるのだろうか?と考えるのかもしれません。
間違いなく当時よりは面白いと思える自信はありますね。
なぜなら財務諸表や、それらに基づく会社と経営陣・投資家の皆様の意思決定の大切さを、嫌というほどに肌で感じているから。
これほどまでに大切なものを「監査」させていただくのであれば、それはそれは当時にも増して宝石を扱うように監査しようと思えるに違いないと思うのですよね。
一方で、外から監査をするより、中で「作っていく」「フロントの皆様と一緒に走っていく」という楽しさも沢山体験してしまったので、そこからはやっぱり外れられないかな…(笑)
しかし、「いま会計監査をやったらどうだろうか?」という気持ちは大切に仕舞っておきたいと思っているのです。
そのほうが、事業会社で働くときも会計監査人としての視点や気づきを持ち続けられると思うから。
想像の中ではいくらでも楽しめますしね!(笑)
監査法人から事業会社へ移った人が、どんなことを思いながらいま働いているのかは色々なひとから話を聞いてみたいものです。