本当に有難いことに専門家として業務をいただく、接していただくことが少なからずあります。その度に強く思うのが、「こうはなりたくない」という専門家の像です。
「なりたくない」専門家の像
・正論をひたすら押し付ける(自分の主張しかしない)
・自分の誤りを謝罪、訂正しない(プライドばかり)
・手を動かさず、批評家である
・目の前の相手の感情や立場を理解しようとしない
・自身の仕事のために相手の時間を取ることを当然だと思い、尊重しない
・ジェネラリストを下に見る(相手に敬意がない)
・知識や能力が曖昧な領域なのに虚勢で引き受ける、発言する
・最新の情報や知識をインプットして研鑽しない
・納期を守らない、待ち合わせに遅刻する
・アウトプットの品質を担保しようとしない
・コミュニケーションの方法や品質に無頓着
・専門家として、その職業の地位を下げるような業務や発言をする
・過度な謙遜、卑屈な態度で予防線を貼る
もっと沢山ある気がしますが、パッと思い出せるのはこのあたり。
本当は「こうなりたい」という像を明確に持った方がポジティブで素晴らしいとは思いますが、「こうはなりたくない」というのも大切な心構えかなと思い…。
専門領域を持って働いている方と、このあたりお話ししてみたいものです。
今日の一枚…
台北101近くで撮影したクラシックな住居建築。なんとなく見かけた建築をついつい写真撮ってしまう癖が。台湾は特にその辺り面白いですね。